Sei Ruote e Fotografie  2+4=6輪写真日記

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2009年 10月 24日

発作性上室性頻拍って

24時間計による心電図測定の結果は翌週には出て、再びK先生と面談。
データを見ながら、「おお、このあたり出てるね」
「先生に言われたとおりに自転車のローラー台に乗り、ちょっと追い込んでみました」
「あ、ちゃんとやってくれたんだ。良かった、症状が出ているよ」
「あの〜、Internetで調べたら手術って書いてあるんですが・・・」
「手術と言っても簡単だよ、入院しても1週間掛からないくらいだから」
「でも、、、、手術しない方法って無いんですか」
「投薬手法もないわけでは無いけど、ずっと薬を飲み続ける事になるよ、面倒でしょ」
「まぁ、確かに飲み続けていく自信はありませんが・・・」
「昔は投薬手法しかなかったけど、今はほとんどアブレーションで治っているよ」
「それに、自転車を乗り続けたいでしょ」
「ん〜まぁそうですが、ところで、この発作性上室性頻拍ってどういう事なんですか」
「じゃ、こういう事・・・」
こんな問答を続けてK先生に取り敢えず病院で正確な診断をしてもらった方が良いと説得されて
獨協医科大学病院への紹介状を書いて戴きました。
K先生、心配する私に「獨協に行って納得がいかないようだったらセカンドオピニオンもあるから」と
そこまで言われてしまえば行かない訳には・・・・
夏休み明けに病院で診断を受けることにしました。

発作性上室性頻拍とは、
簡単に言うと心臓に脈拍を送る回路の一部か周辺の何処かに脈拍信号がリークする部分があって
リークした信号がループモードに入り心拍数が上昇する症状のようです。

ネットで調べたところ、日常的に発作が起きる人もいるようですが
私の場合は睡眠不足やハードな運動をした場合に発作が出るようです。
考えてみれば、発作が出た「つくば8耐」の時はツールの期間中で慢性的な睡眠不足に加えて
レースに出るために4時起きした日でした。
詳しくは検索するかここここあたりを読んで下さい。

ちょうどその頃、朝日新聞に患者を生きる・心筋焼灼術という記事が出ていて、
私の場合はこんなに重い症状ではないけどなどとも思ったりして・・・・
※リンク先はasparaクラブに登録がいるようです


そして、夏休み明け。
獨協医大で診察を、カミさんが心配だからと言うことで付き添いできます。
要は私だけで行くと大事な説明をいい加減に聞いて来て、
カミさんに適当な説明をするのではと疑っているわけで・・・信用無しか(笑)
受付が始まる8:30には、既に多くの患者さんらしき人たちがいます。
初来院の割には比較的スムーズに受付・登録業務が済んで心臓・血管内科の受付に向かいます。
ここでも多くの人たちがもう待合のイスに座って待っています。
受付で担当のKJ先生はオペが入っているので10時過ぎですねと言われて
午前中いっぱいは掛かることを覚悟。
そうしたら、隣に座っていたおばさんが突然、「あなたもKJ先生!あの先生はお忙しいのよ」と話しかけてくれました。
そのおばさんの情報では、KJ先生、なにやらパンチパーマにクロックスを履いた若い先生のようです。
頭の中では、「子門真人が白衣を着てる姿」なんかを想像してます。
しばらくすると、受付の方に診察前にレントゲンと心電図検査を受けてきて下さいと言われ
カミさんと二人で馴れない迷路のような病院内をウロウロします。
検査が終わって戻ると漸くKJ先生の診察が始まったようです。
11時近くなって私の番が、中に入るとKJ先生が。
子門真人じゃなかった(笑)
ガッチリした体格の若い先生で、蒼い半袖シャツにクロックスを履いてました。
髪はパーマではありませんでしたw
早速、問診がはじまりました。
いつ頃から身体の異常を感じたのから始まり、今まであった不安な出来事を説明。
レースでの状況、山登りの時の高い心拍数、突然一時的に心拍計だけが高い数値を示すことなど
状況が判る、関係がありそうな出来事を話しました。
しばらくしてから持って行った24時間計のデータを見ながらKJ先生が所見を説明し始めました。
話す感じはハッキリとした口調で、何となくベランメエ口調かな・・・・
診断結果は、会社のK先生と同じ「発作性上室性頻拍」でした。

説明は以下のようです。
先ず心臓の構造。
上側が心房、下側が心室。ここらは学校の理科でやったような。。。
身体の中央側に右心房ー右心室、外側に左心房ー左心室、
心臓を動かす信号を出すところ(発電所)が右心房にありこれを洞結節と言うそうです。
心房と心室の間は信号が遮断されていて中央にある中継所を房室結節と呼び
ここで信号を集めて心室に伝えるそうです。
心臓にこんな回路があって一部に絶縁されている場所があるとは、良くできた構造ですね。

それで発作性上室性頻拍を引き起こすパターンには3種類あるようです。
1.房室回帰性頻拍
  本来、房室と心室の間が絶縁されているのですが、そこに電気のバイパスのような場所があって
  そこで回路がループしている場合
2.房室結節回帰性頻拍
  房室結節でリズムを整えて心室に信号を伝える役目なのですが、
  この結節内でループ回路ができている場合
3.房室の中でループ回路が生成されている場合

頻拍の原因がどれかは外からの診断では解らず、直接心臓に刺激を与えながら症状を判断する必要があるようです。
ん〜、、結局手術しか方法がないのか・・・と思い、他の方法を聞くと
「投薬治療もあるが完全に抑えられる訳ではなく、通院しながら薬を一生飲むことになりますよ」
「今は治療の第一選択がカテーテルアブレーションになってきています、自転車に乗り続けたいならこの方法が一番ですね」
この一言が効きました、自転車に乗り続けたいなら・・・・聴いた途端に頭の中に愛車LUNAの姿が浮かび、
「それでは、よろしくお願いします」と隣にいるカミさんに相談する間もなく返事をしてしまいました(笑)

「いつ頃、手術になるんでしょうか」もう、手術をするつもりになっています
「こちらの病院としての応援をお願いする都合もありますので、2,3週間後以降になります」
「私はイベントとか仕事があるので10月中旬位が良いのですが・・・」早速ワガママを言ってます。
「判りました、手術前に検査も必要なので次の予定を立てましょう、ではそれまでの薬を出します」
と言うことで手術することが決まり、診察室から出て処方箋を待ちます。
すると、診察室に再び呼ばれ
「検査、こっちに来るのも大変でしょう。お宅の会社の診療所で出来るから、やって貰いましょう」と
突然、会社の診療所に電話。
何やら色々とやり合っています、雰囲気が何となくガテン系?(笑)
「結構、混んでるみたいだね。でもなんとかねじ込んで決めたからX月X日に、あとで連絡が行くから」
「あ、判りました」慌てて、iPhoneを取り出しカレンダーに予約を入れます。
すると、「お、それどう?欲しいんだよね」
いきなりiPhoneに興味を示して聞いてきます。
「いや、未だ使い始めたばかりで・・・でも面白いですよ」
「うん、うん・・・」
やっぱり、若い先生です(笑)
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by sei-ruote | 2009-10-24 16:05 | Diary


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